音声でTodoistにタスクを追加するショートカット

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この記事では、気軽に音声入力でTodoistにタスクを追加できるショートカットの作り方を説明します。

あとでやろうと思いついたことをメモするのを忘れて、そのままになってしまうことがよくあります。
特に散歩しているときに思いつくことが多く、立ち止まってタスクを登録するのは面倒に感じています。
iOSのTodoistの場合、Siri を使ってタスクを追加する機能があります。 しかし、この機能を利用する場合には、Siriのウェイクワードが必要です。

この記事で説明する仕組みでは、Phoneの背面を3回タップしタスクを音声入力するだけで、タスクをTodoistへ追加できるような仕組みを作ります。
タスク管理アプリにTodoistを使っていますが、ショートカットでタスクを追加できるアプリであれば、同じような仕組みを実現できます。

利用イメージ

  1. iPhoneの背面を3回タップします。
    ショートカットが起動します。 スクリーンショット:音声入力のダイアログが表示されている
  2. 音声でタスクを入力します。 スクリーンショット:音声入力でタスク名が入力されている Todoistにタスクが追加されます。 スクリーンショット:Todoistの画面。タスクが追加されている

必要な環境

STEP1:ショートカットを作成する

次のようなショートカットを作成します。
スクリーンショット:ショートカットの全体が表示されている

次のアクションをつなぎ合わせます。

テキストを音声入力

スクリーンショット:「テキストを音声入力」のアクションが表示されている

  • 言語 - 任意の言語を選択
  • 聞き取りを停止 - 一時停止後

Todoist:タスクを作成する

スクリーンショット:「タスクを作成する」のアクションが表示されている

  • タスク名 - 音声入力されたテキスト
  • プロジェクト - タスクを追加するプロジェクト

STEP2:ショートカットの起動方法を設定する

iPhoneの背面タップ機能でショートカットを呼び出すように設定します。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「アクセシビリティ」を選択し、「タッチ」を選択します。
  3. 「背面タップ」を選択します。
  4. 「トリプルタップ」を選択し、「ショートカット」セクションで先ほど追加したショートカット名を選択します。
    スクリーンショット:追加したショートカットが選択されている

所感

この仕組みによって、思いついたタスクをすぐに登録できるようになりました。
散歩中でも、iPhoneを口元に近づけて入力すれば、人目もそれほど気になりません。

今回は背面タップで起動するように設定していますが、ウィジェットに作成したショートカットを配置すれば、ウィジェットからも起動できます。