OpenAI で日本語の文章を校正する VSCode 拡張を作った
OpenAI の GPT-3 モデルを利用して日本語の文章を校正する Visual Studio Code 拡張を作りました。
ChatGPT による日本語の添削精度が高かったため、VSCode 上でも利用できるようにしました。
修正したいテキストを選択し、右クリックメニューから実行するだけで、修正案が提案されます。
また、Quick Fix を使って修正案をエディターに反映することもできます。
使い方
VSCode 拡張のインストール
この拡張はマーケットプレイスに公開されていないため、コマンドを使用して vsix ファイルをインストールします。
vsix ファイルは GitHub の Releases にあります。
$ code --install-extension vscode-japanese-refinement-openai-バージョン.vsix
# v0.0.1の場合
$ code --install-extension vscode-japanese-refinement-openai-0.0.1.vsix
API キーの発行と設定
OpenAI API を使用するには、API キー(Secret Key)を事前に発行して VSCode に設定する必要があります。
OpenAI APIにアクセスします。
OpenAI のアカウントでログインします。
右上のユーザーアイコンをクリックし、[View API Keys]を選択します。
[Create new secret key]をクリックします。
表示された API キーをメモしておきます。
VSCode のコマンドパレットを表示します。
「Set OpenAI API key」を検索して選択します。
メモしておいた API キーを入力し、Enter キーを押します。
実行方法
校正したいテキストをエディター上で選択します。
右クリックして、[Refine Japanese with OpenAI] を選択します。
しばらく待つと、テキストに波線が表示されます。
波線にマウスをホバーすると GPT による校正後の案が表示されます。Quick Fix メニューから [Apply the refined text by OpenAI] を選択すると、校正後のテキストがエディターに反映されます。
まとめ
このブログの内容も OpenAI を使って校正しました。